こんにちは、千代万莉子です。
何かを始めようとした時、
特に
大人になってから、
何かを始めようとした時、
それが全く未経験の分野だとしても
教えてもらっていても
それまでの人生での経験が邪魔をして
「そのやり方より、自分はこうやった方がいいと思う。」
って何の根拠もないのに考えて
素直に実践せずに
すぐに自己流にやってしまう事はないでしょうか?
もし、それが趣味程度の事なら
どんなに紆余曲折しようが
後ろ向きに全力で走っていようが
モチベーションさえ保ち続ければ
いつかはゴールする可能性が0ではない・・・と思います・・・
でも、そうではなくて
本気で上達したい!
その道でプロフェッショナルになりたい!
成功したい!
出来るだけ遠回りはしたくない!
と思うなら、
徹底的に守破離を意識するべきです。
【 守破離 】ってご存知でしょうか?
私は、インターネットビジネスを始めてから
知った言葉でしたが、
ネット用語とかではなくて、
茶道や武道の技術を習得して その道を極める時に
最適なプロセスを表現した言葉で、
古くから何かを学ぶときに
先人たちから受け継がれている方法の事です。
何かの技術を取得したいときに
確実に身に付ける事が出来る方法なので、
是非、取り入れてみて下さいね!
守破離とは
何かを習得するプロセスを
【 守 】【 破 】【 離 】の3段階に分けて表現しています。
守とは
指導者の教えを守って、
それを忠実に再現するための練習や訓練を繰り返し、
基本や型を習得する段階。
まずは、パーマンに出てくるコピーロボットのように
指導者の教えを丸ごと学びます。
いろいろな感情や考えがよぎっても、
自分の頭の中を空っぽにして
素直に繰り返します( ̄ー+ ̄)キラリ
簡単に言ってしまえば
徹底的に【 マネる 】ことです。
【 モデリングする 】と言う方が抵抗がないでしょうか?
あなたが こうなりたいと
思っている状況にある人を見つけて
その人を徹底的に研究して
直接教えてもらえるなら最高ですが、
その人の思想や行動を全て理解するつもりで
徹底的にマネてみましょう。
マネる だけの事ですが、
実は簡単なようで
【 守 】が一番難しいんです。
それまでの自分の考え方や動きを抑えて
全く違う他人のそれを
自分のもののように していかなければならないからです。
違和感があったり、ぎこちなくて
窮屈で当たり前です。
以前、主人に誘われて
ゴルフを始めた事があったのですが、
見ていると簡単そうだし
野球もテニスもやった事はあったので、
「打ちっ放しくらい直ぐに出来るだろう。」
って思っていたのですが、
グリップの握り方からスイングまで
教えてもらった時に
想像していたのと全く違ったので
とっても窮屈で、
「こんなんより、楽に振った方が上手くいくんちがう?」
と思って、
せっかく教えてくれたのに
好き勝手に振ってみましたが
空振りばかりでしたww
話が反れてしまいましたが、
【 守 】は、
体や頭に叩き込むのが目的なので
反復!反復!反復!
これに尽きます。
この時期は、目新しいこともなく
とっても地味な作業の繰り返しになります。
ここで作業に飽きてしまったり、
「このままで本当に大丈夫なのか?」と
不安になったりで
投げ出してしまう人が多いのですが、
誰にでも出来る作業を
誰にも出来ないほど続けた人だけが
成功できる所以はここにあるので
「必ず光は見えてくる!」と信じて踏ん張りましょう。
小さなことの積み重ねが何よりも大切なのです。
ただひたすら、淡々と
たとえ その内容が理解出来ていなくても
まず、行動に移すことが大切です。
小学生の頃、
読み書きや、足し算引き算など
学習の基礎をドリルで何度もさせられましたが( ;∀;)
「宿題だからやっていた」程度の思いでしたが
結果的に身について
今 こうやって文章がかけていますよねww
他にも
書道をしたことがある人も多いと思いますが
最初はただひたすら、
お手本通りに練習しますよね!
まずは、【 型 】を身につける!
これがどんな場合でもとっても大切なんです。
破 とは
【 守 】で、基本を繰り返すことで出来上がった
【 型 】【 基礎・基本 】を自分のものとした後に、
【 型 】に自分なりの工夫を加え
徐々に基本を破り自分らしさを出していく段階。
【 守 】で 型をしっかり作って、そのうえで
【 型 】を破ることが大切なんです。
『型破り』という言葉もありますよね!
もともと型がないのに破ろうとしたら『形無し』と言われます。
この【 守 】→【 破 】の順番が大事です。
この事を解っていない多くの人は
【 守 】を飛ばして【 破 】からやりたがりますが、
結局は基本が出来ていないので上手くいかずに
挫折していってしまいます(´;ω;`)
離 とは
【 型 】や【 教え 】から離れて、
独自の新しいものを生み出し確立させる段階。
独自性は徹底した基礎の上に開花するものです。
あの体操選手の内村選手や白井選手も
幼いころから基礎を徹底的に叩き込んだ後に
自分の名前がつくほどの新しい大技を作り上げていますよね。
人は、すぐに【 離 】の境地に辿り着きたがりますが、
【 守 】や【 破 】をしっかりと経験してからでないと
本当の問題点が見つからず、オリジナルも創り出せません。
【 守 】→【 破 】→【 離 】と段階を踏んで行くことは
決して楽な方法ではありません。
しかし、結局は成功への一番の近道になるのだと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
私はインターネットビジネスを始める時
守破離を知り活用したのですが、
ネットビジネスに限らず
スポーツや習い事、リアルな仕事
どんな場面でもとても役に立つと思うので
是非、取り入れてみてくださいね!
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